こちらの記事は2020年4月9日に書いた記事のリバイバル記事です。
最近の生活環境の変化により、自炊を始めた方も多いのではないでしょうか。
今回は、自炊にあまり慣れていない方や、一時的に料理をする予定の方に向けて、最低限そろえておくと便利な調味料をご紹介いたします。
特に「今は自炊するけれど、将来的にはあまり料理をしないかもしれない」という方向けの記事となっております。すでに普段から料理をされている方にとっては物足りない内容かもしれませんので、ご了承ください。
自炊を始める前に
紙皿と割り箸を活用しましょう
これまで自炊をあまりしてこなかった方は、おそらく外食やコンビニのお弁当を利用することが多かったのではないでしょうか。私自身、普段あまり家で食事をしないため、その気持ちはよく分かります。
しかし、自炊には料理だけでなく、調理器具や食器を洗うという作業も伴います。これが意外と面倒で、自炊を継続する上での障壁となりがちです。そこでおすすめなのが、紙皿や割り箸を活用することです。
私も一人暮らしを始めた当初は、しっかりとしたカトラリーをそろえましたが、洗い物が面倒で料理そのものが億劫になってしまいました。結果として、自炊をやめてしまった経験があります。
特にズボラな方ほど、最初は紙皿や割り箸を使い、洗い物の負担を減らすのがよいでしょう。「食後に洗い物をしなければならない」という義務感がストレスになると、せっかく始めた自炊が続かなくなってしまいます。
面倒くさがりの方は、食べ終わった後にすぐ捨てられるものを活用し、無理なく自炊を続けましょう。
一時的に料理をする方へのアドバイス
大容量の調味料は買わない
「時間があるから」「食費を抑えたいから」といった理由で自炊を始める方も多いかと思います。しかし、おそらく毎日仕事が再開すれば、また外食や出来合いの食事に戻る可能性が高いでしょう。
そのため、大容量の調味料は購入しないことをおすすめします。安いからといってリットル単位の醤油やみりんを買ってしまうと、使いきれずに賞味期限が切れてしまうことがほぼ確実です。
例えば、醤油を使う代表的な料理として親子丼があります。一食に使用する醤油の量は大さじ1(約15ml)程度。仮に毎日3食親子丼を作ったとしても、1か月で約1350mlしか使用しません。実際には毎食自炊することは少なく、食事の選択肢も増えるため、1リットルの醤油ですら使い切るのが難しいことがわかります。
調味料は開封後から劣化が進みます。そのため、頻繁に使わないのであれば、小さめのサイズを購入し、品質の良いものを選んだほうが満足度が高まります。
また、自炊の楽しさは「お店ではできない料理を作れること」にあります。外食では味わえないこだわりの調味料を使い、自炊を楽しんでみましょう。
今日から使えるおすすめ調味料
ここでは、初心者の方でも扱いやすく、自炊をしなくなった後も活用できる調味料をご紹介します。
1. 白だし
これを水で割るだけでスープが作れます。さらに、酒を加えれば酒蒸しにもなり、非常に汎用性が高い調味料です。味が足りないと感じたら、とりあえず白だしを加えると美味しく仕上がります。
2. 醤油
和食には欠かせない基本調味料です。料理初心者のうちは、こだわりの醤油を1本持っておけば十分です。特に、牡蠣醤油や生醤油(特殊なボトルに入っているタイプ)がおすすめです。
3. ごま油
ごま油をかけるだけで、香ばしさが増し、料理の風味が格段に向上します。野菜炒めやナムルにも最適です。
4. 粉節(かつお節の粉)
料理に旨味を加える魔法の粉です。特に豚骨系のカップ麺に加えると、魚粉系ラーメンのような風味になり、味のバリエーションが広がります。
5. すりごま
コクを出したいときに使える万能調味料です。健康志向の方にもおすすめです。
6. ブラックペッパー
辛みを加えたいときに活躍するスパイスです。特に焼きそばやパスタなどに振りかけると、一気に風味が引き締まります。
7. マヨネーズ
説明不要の万能調味料です。何にでも合い、料理を美味しくしてくれます。
8. スライスチーズ
そのまま食べても美味しいですが、料理に加えると一気に濃厚な味わいになります。特にトーストやグラタンなどに使うと便利です。
これらの調味料だけで作れる簡単なおつまみ
最後に、上記の調味料ときゅうりだけで作れる簡単なおつまみをご紹介します。
きゅうりのごま風味和え
材料
- きゅうり … 1本
- 白だし … 適量
- ごま油 … 適量
- 粉節 … 適量
- すりごま … 適量
作り方
- きゅうりを食べやすいサイズに手でちぎる。
- 器に入れ、白だし、ごま油、粉節、すりごまを加えて混ぜる。
- お好みで塩昆布を加えると、さらに美味しくなります。
簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。
以上、初心者の方にも使いやすい調味料のご紹介でした。無理なく自炊を楽しんでみてくださいね。
コメント