スタッシャーは繰り返し使えて便利ですが、玉ねぎや魚、にんにくなどを入れたあとに食材臭が残ってしまうことがあります。
我が家でもスタッシャーを洗って乾かしても臭いが取れず、気になって使いづらくなってしまいました。
そこで今回は、
- 重曹を使った煮沸(15分)
- オキシクリーン漬け(1時間)
- 天日干し
を試して、スタッシャーについた臭いを取り除けるか実験してみました。
実際に試したところ、軽い臭いであれば重曹煮沸だけで解決できましたが、頑固な臭いが残ったものはオキシクリーンと天日干しを組み合わせることで、最終的に臭いを取り除くことができました。
この記事では、実際に試した手順と使用した分量、臭いが取れるまでの経過をまとめています。
まずは重曹で15分煮沸してみる
スタッシャーの臭い取り方法を調べると、よく紹介されているのが「重曹を使った煮沸」です。
重曹には消臭効果があり、酸性の臭いを中和する働きがあるため、食材臭の除去に使われることがあります。
ただ、実際に試してみて感じたのは、臭い取りの主役は重曹というよりも「煮沸」そのものではないということです。
シリコンは熱に強いため、スタッシャーは煮沸によるお手入れが可能です。
高温のお湯で温めることでシリコン内部に入り込んだ臭い成分が抜けやすくなり、そこに補助的な役割として重曹の消臭効果が加わる、というイメージです。
今回は水1Lに対して重曹大さじ1を加え、スタッシャーを15分間煮沸しました。
実際に試したところ、透明のスタッシャーはこの方法だけで臭いを取り除くことができました。
一方で、紫色のスタッシャーは臭いが残ってしまったため、次の方法を試すことにしました。
重曹で取れなかったのでオキシクリーンを試す
透明のスタッシャーは重曹煮沸だけで臭いを取り除くことができました。
しかし、紫色のスタッシャーは15分煮沸しても食材臭が残ってしまいました。
そこで次に試したのが、オキシクリーンを使った漬け置きです。
オキシクリーンは酸素系漂白剤で、油汚れやタンパク質汚れを分解する働きがあります。
今回は4Lのぬるま湯に対して付属キャップ1杯分のオキシクリーンを溶かし、スタッシャーを1時間漬け置きしました。
すると、気になっていた食材臭はほぼ完全に消えていました。
ただし、新たな問題も発生しました。
今度はスタッシャーにオキシクリーン特有のにおいが移ってしまったのです。
食材臭は消えたものの、このままでは食品を入れるのに少し抵抗があります。
そこで最後に、もっともシンプルな方法を試してみることにしました。
オキシクリーン臭は天日干しで解決

最後に試したのが天日干しです。
シリコン製品はにおいを吸着しやすい反面、時間をかけて乾燥させることで揮発性の成分が抜けやすくなります。
今回は風通しの良い場所で天日干しを行いました。
- 夏場なら3〜6時間程度
- 春・秋・冬は半日〜1日程度
を目安にすると良さそうです。
実際に天日干しをしてみたところ、気になっていたオキシクリーン臭もなくなり、最終的には食材臭も洗剤臭もない状態まで戻すことができました。
少し手間はかかりますが、
「重曹で15分煮沸 → それでもダメならオキシクリーン1時間 → 最後に天日干し」
という順番で試していけば、多くのスタッシャーの臭いは改善できるのではないかと思います。
なぜハイターではなく重曹やオキシクリーンを使ったのか
スタッシャーの臭い取りや除菌と聞くと、キッチンハイターを思い浮かべる方も多いと思います。
実際、ハイターは非常に強力な漂白剤であり、まな板や布巾の除菌、カビや色素汚れの除去では定番の方法です。
ただ、今回のようなスタッシャーの食材臭に対しては、個人的にはハイターよりも重曹やオキシクリーンの方が理にかなっていると感じました。
その理由は、スタッシャーに残る玉ねぎや魚、にんにくなどの臭いは、カビや雑菌ではなく、シリコンに入り込んだ臭い成分や油分が原因だからです。
つまり、今回重要なのは、
「強い除菌力」ではなく、「臭い成分を取り除くこと」
です。
まず重曹を使う理由ですが、重曹は弱アルカリ性のため、酸性の臭いを中和し、油汚れを落としやすくする働きがあります。
ただ、実際に試してみると、臭い取りの主役は重曹そのものというよりも、15分間の煮沸による熱の力だと感じました。
高温のお湯で温めることで、シリコン内部に入り込んだ臭い成分が抜けやすくなり、そこに重曹の消臭効果が加わることで、軽い臭いであれば取り除くことができます。
実際、透明のスタッシャーは、水1Lに対して重曹大さじ1を加え、15分煮沸するだけで臭いを取り除くことができました。
一方で、重曹煮沸でも臭いが残った紫色のスタッシャーには、オキシクリーンを使用しました。
オキシクリーンの主成分である過炭酸ナトリウムは、お湯に溶けると活性酸素を発生させ、油汚れや有機物を分解する働きがあります。
つまり、
- 重曹+煮沸
→ 熱で臭い成分を追い出す - オキシクリーン
→ 活性酸素で臭いの原因となる油分や有機物を分解する
という役割の違いがあります。
一方、ハイターなどの塩素系漂白剤が得意なのは、雑菌やカビ、色素汚れの除去です。
もちろんハイターが使えないわけではありません。
しかし、今回のような食材臭に対しては、
「除菌する」
という発想よりも、
「熱で臭い成分を追い出し、それでも残る油分や有機物を酸素系漂白剤で分解する」
という考え方の方が、スタッシャーの臭い取りには適しているように感じました。
そのため、個人的には、
- 水1Lに対して重曹大さじ1で15分煮沸
- それでも取れない場合は、オキシクリーン(4Lに対してキャップ1杯)で1時間漬け置き
- 最後に天日干し
という順番で試すのがおすすめです。

