ラムだからおいしい。クミン香る濃厚ココナッツカレー

料理

ラム肉の独特な香りは、料理によっては「臭み」として扱われがちです。

でも今回のカレーでは、その香りがむしろ主役。

クミンやしょうが、にんにくと合わせることで、 ラム特有の風味がスパイスの一部のように馴染みます。

ココナッツミルクのまろやかさ、トマトの酸味、 しっかり炒めた玉ねぎとにんじんの甘みも加わって、 濃厚でコクのあるカレーに仕上がります。

ラムが好きな人には、ぜひラム肉で作ってほしいレシピです。

動画で見たい方はこちら

実際の調理工程はYouTubeでも紹介しています。

玉ねぎやトマトをどこまで炒めるのか、 ラム肉をどの程度焼くのかなど、 文章では分かりにくい部分は動画で見ると分かりやすいです。

材料(4~6食分)

  • ラム肉 500~700g

野菜

  • 玉ねぎ 2個
  • にんじん 1本
  • トマト缶 1缶

その他

  • グリコ ZEPPINカレー(辛口)
  • ココナッツミルク 1缶
  • にんにく 2片
  • しょうが 小さじ1
  • レモン汁 小さじ1
  • クミンシード 小さじ2
  • 牛脂 1個
  • 塩 少々

野菜の下ごしらえについて

玉ねぎとにんじんは、ミキサーを持っている場合は 細かくミキサーにかけてしまってOKです。

ミキサーがない場合は、 玉ねぎは薄切り、にんじんはみじん切り にして使います。

玉ねぎは最終的に飴色になるまでじっくり炒めるので、 薄切りでもしっかりソースに馴染みます。

にんじんも煮込んで一晩寝かせることでかなり溶けるので、 細かめのみじん切りにしておけば問題ありません。

1. ラムを下ごしらえする

漬け込み液

  • ココナッツミルク 大さじ3
  • にんにく 1片
  • しょうが 小さじ1
  • レモン汁 小さじ1
  • クミンシード 小さじ1

にんにく1片はすりおろすか、細かくして使います。

漬け込み液の材料をラム肉に揉み込み、 冷蔵庫で30分~1時間ほど休ませます。

長時間漬け込む必要はありません。

2. クミンとにんにくの香りを出す

鍋に牛脂を入れて溶かします。

クミンシード小さじ1を加え、 焦がさないように軽く炒めて香りを出します。

クミンの香りが立ってきたら、 みじん切りにしたにんにく1片を加えます。

にんにくも軽く炒めて香りを出します。

3. 玉ねぎをじっくり炒める

玉ねぎ2個を加えます。

ミキサーを使う場合は、細かくした玉ねぎをそのまま加えます。

ミキサーを使わない場合は、薄切りにした玉ねぎを加えます。

中火から弱火で15~20分ほど、 飴色になるまでしっかり炒めます。

焦げそうになったら、少量の水を加えて調整します。

ここでしっかり甘みとコクの土台を作ります。

4. にんじんを炒める

にんじんを加えます。

ミキサーを使う場合は、細かくしたにんじんを加えます。

ミキサーを使わない場合は、みじん切りにしたにんじんを使います。

3~5分ほど炒めて甘みを出します。

にんじんは最終的にかなり溶けて、 ソースそのものの一部になります。

5. トマトをしっかり煮詰める

トマト缶を加え、中火で10~15分ほど炒め煮します。

目安は、

  • 水っぽさがなくなる
  • 赤い油が浮いてくる
  • ジャムのような濃度になる

くらいです。

ここは、このカレーで特に大事な工程です。

途中でトマトの酸味がかなり強く感じられることがあります。

「失敗したか?」

と思うくらい酸味が立っていても大丈夫。

あとから加える

  • ココナッツミルク
  • ラムの脂
  • ZEPPINカレー

がすべて受け止めてくれるので、 最終的にはまろやかにまとまります。

6. ラム肉を別のフライパンで焼く

漬け込んでおいたラム肉を、 別のフライパンで中火で焼きます。

完全に火を通す必要はありません。

表面に軽く焼き色が付けば十分です。

焼けたラム肉を、 出てきた肉汁ごと鍋へ加えます。

ラムの脂と肉汁も、このカレーのおいしさの一部です。

7. ココナッツミルクを加える

漬け込みに使用した分を除いた、 残りのココナッツミルクを加えます。

ここからは弱火で煮込んでいきます。

前半で玉ねぎやトマトをしっかり炒めておけば、 後半はそれほど神経質にならなくても大丈夫です。

「後半は飽きてちょっと適当になる」くらいで大丈夫。

8. ZEPPINカレーを加える

グリコ ZEPPINカレーの辛口を加え、 弱火でさらに煮込みます。

この時点では、濃度をあまり気にしなくても大丈夫です。

むしろ、 火にかけると脂がにじむくらいのペースト状 まで煮詰まっても問題ありません。

翌日に好みの濃度へ調整します。

9. 一晩寝かせる

完成したカレーは、 冷蔵庫で一晩休ませます。

ここも大事な工程です。

翌日になると、玉ねぎとにんじんがさらにソースへ溶け込み、 全体がまとまります。

ラムの香りも丸くなり、 ココナッツミルクとスパイスも馴染んで、 作った当日とはまた違った味になります。

翌日の仕上げ

弱火でゆっくり温めます。

濃すぎる場合は、

  • ココナッツミルク

を少しずつ加え、好みの濃度に調整してください。

味見は、少し冷ましてからするのがおすすめです。

熱すぎる状態では味が分かりにくくなります。

このカレーは、ラムだからおいしい

このレシピで一番気に入っているのが、 ラム特有の香りです。

ラムの香りを消そうとするのではなく、 クミンやスパイスと合わせることで、 そのクセ自体がおいしさになります。

特にクミンとの相性がよく、 ラムの脂や香りが加わることで、 鶏肉や豚肉とは違う独特のコクが生まれます。

ココナッツミルクのまろやかさも加わるので、 強い香り同士がぶつかるというより、 全体がひとつにまとまる感じです。

このカレーに関しては、 「ラムでも作れる」ではなく「ラムだからおいしい」。

ラムが好きな方には、ぜひ一度ラム肉で作ってみてほしいです。

ラムが苦手なら手羽元でも作れます

このカレーはラム肉で作るのが一番おすすめですが、 ラム特有の香りがどうしても苦手な場合は、 手羽元でも作れます。

手羽元版を作る場合は、 カレーベースを半量にします。

手羽元は、 1人2本程度 を目安にするとちょうどいいです。

ラムほど個性的な風味にはなりませんが、 ココナッツミルクとスパイスを使った濃厚なカレーとして、 こちらもおいしく仕上がります。

動画でも作り方を紹介しています

今回のカレーは、 YouTubeでも実際の調理工程を紹介しています。

文章だけでは分かりにくい、

  • 玉ねぎの炒め具合
  • トマトの煮詰め具合
  • ラム肉の焼き加減
  • 最終的なカレーの濃度

なども動画で確認できます。

▶ YouTubeでラムのココナッツカレーの作り方を見る

ラム好きな方は、ぜひラム肉で作ってみてください。

タイトルとURLをコピーしました